裸にされた電球が
ただ部屋を明るくするためだけに
天井に
吊されて
いる
デカダンス 自己破壊
細胞分裂
あらゆる既知の奇異なる調べ
あらゆる光あらゆる闇
肌のぬくもりを忘れた豹が僧侶の頭巾を見破る
飛べ ここがロドスだ
ドロシーよ。嗤え。
いつまでも朽ちることなく、嗤え。
ドロシーのドレス 染みだらけの白衣
あるとないとにかかわらず
いつまでも染みつく影と闇
電球は 天井に
吊されて
嗤いつづける
ドロシーのドレス
そして ロドス
影の裏側に隠されている
ロドス
そのヴェールを剥がすと......
砕け散る闇の波
すると、
(to be continued)